Googleの検索順位が急に圏外、いきなり下がったときにやるべきこととは?

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検索順位が急に下がったときにやるべきこと

 

ブログやサイトを運営していると、WebページのGoogle検索順位がいきなり圏外になってしまったり、急に下がってしまったりということはありませんか?
本ブログでも同様なことが起きて結果回復できたという経験があるので、そのときのノウハウをまとめたいと思います。

 

ということで、本記事ではGoogle検索順位が急に下がったときにやるべきことと本ブログでの体験談をお伝えします。

 

 

 

Google検索順位が急に下がったときにやるべきこと

todoリストのイメージ

詳しくは本記事の後半でお伝えしますが、本ブログでも狙っているキーワードでGoogle検索した際に、トップページの検索順位が急に圏外になってしまったことがありました。
そのときに色々と対応方法を調べたり実際に対処したりしたので、やるべきことをまとめたいと思います。

Googleからのペナルティの確認

ペナルティのイメージ

急に検索順位が落ちたときにまずやるべきことは、Googleからペナルティを受けていないかの確認です。
インデックス登録があるにも関わらず、いきなり圏外になるのはGoogleからペナルティを受けた可能性があります。
Googleから受けるペナルティには、「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」と呼ばれる2つがあります。

手動ペナルティ

手動ペナルティはGoogleの担当者が自分の目でサイトやブログを確認して、Googleが提案している「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」に準拠していないと判断された場合に実施されます。
このペナルティを受けると、一気に圏外へ飛ばされてしまいます。

手動ペナルティの確認方法

手動ペナルティを受けている場合、次の2つの方法で確認できます。

Googleからのペナルティメッセージ

Googleアカウントとして登録しているGmailに手動ペナルティを受けている旨のペナルティメールがGoogleから届きます。
まずはこのメールが来ているかを確認しましょう。

 

Googleサーチコンソール

続いて、Googleサーチコンソールで手動ペナルティの有無を確認します。
手順は次のとおり。

  1. 「セキュリティと手動による対策」→「手動による対策」をタップ
  2. 手動による対策の確認

  3. 対策の有無が表示
  4. 手動による対策の確認結果例

手動ペナルティを受けている場合の対処方法

もし手動ペナルティを受けている場合は、記載されている内容に従って至急Webサイトを修正します。
直近で実施した作業の中で思い当たるものを洗い出し、可能性の高いものから直していきましょう。
修正後は「手動による対策」から修正完了したことをGoogleに報告し、Googleにて確認後に問題なければ手動ペナルティが解除されます。
ペナルティ解除には修正報告から1ヶ月程度かかる場合もあるなので、気長に待ちましょう。

自動ペナルティ

自動ペナルティとは、クローラーがページを巡回した際にGoogleのアルゴリズム判定によって検索順位が下がることを言います。
Googleはユーザーが入力したキーワードに基づいてユーザーが望む適切なページを表示するために、アルゴリズムを日々更新しています。
このアルゴリズムのアップデートによって、検索順位が大幅に下がることがよくあります。
自動ペナルティには、たとえばガイドラインの違反行為となるSEOスパムやリンク構築を行っているWebサイトに対し、ペナルティを与えるペンギンアップデートと呼ばれるものがあります。

自動ペナルティの確認方法

自動ペナルティは、実は確認する手段がないのでやっかいなんです。
GoogleからWebページがクロールされた際に、日々進化しているアルゴリズムによってページの価値を判定され、ガイドライン違反などの違反行為が見つかった場合に評価が低くなってしまいます。
これにより、検索順位が急に下がってしまうことがあります。
自動ペナルティは手動ペナルティほど厳しくなく、いきなり検索圏外に飛ばされることは少ないようです。

ペナルティを受けている可能性のある作業の洗い出しと注意点

Googleのガイドラインを確認して可能性のある作業を洗い出し、違反していると確信できる項目が見つかった場合のみ修正を行います。
ここで気を付けてもらいたいのが、何でもかんでも修正してしまわないことです。
先ほどお伝えしたように、自動ペナルティを受けている場合は確認する手段がありません。
問題ない作業まで修正してしまうと、頑張って費やした労力が無駄になってしまいます。
そのため、ガイドライン違反を確信できる作業が見つかった場合のみ修正を行い、怪しい程度の作業はとりあえず様子見することをおすすめします。

 

GoogleはWebサイトを評価するアルゴリズムの更新を定期的に行っており、Webサイトの評価中は検索順位が急に下がったり安定しない場合があります。
その場合はだいたい2週間程度で回復することが多いので、ガイドライン違反が見つからない場合は少なくとも2週間は様子見しましょう。

 

 

自サイトが受けている被リンクの確認

被リンクの確認

Googleからのペナルティ確認が終わったら、続いて被リンクを確認します。
被リンクとは、他のWebサイトから張ってもらうバックリンクのことです。
Googleから高い評価を受けているWebサイトからの被リンクはSEO的に高い効果があると言われていますが、低品質なWebサイトからの被リンクは逆に評価が下がってしまう可能性があります。
そこで低品質なWebサイトからの被リンクを受けていないかを確認して、明らかに低品質と判断できるWebサイトからの被リンクが見つかった場合のみ対処を行います。

被リンクの確認方法

自サイトが受けている被リンクの確認方法はいくつかありますが、おすすめはほとんどのWebマスターが利用しているGoogleサーチコンソールで確認する方法です。
手順は次のとおり。

  1. 「リンク」をタップ
  2. 被リンク確認@

  3. 「上位のリンク元サイト」までスクロールして「詳細」をタップ
  4. 被リンク確認A

    ※被リンクが多い場合は「外部リンクをエクスポート」をタップするとcsvファイルで出力できます

  5. 被リンクを受けているWebサイトのドメインを確認
  6. 被リンク確認B

低品質なWebサイトから被リンクを受けた場合の対処方法

続いて、明らかに低品質と判断できる被リンクを受けている場合の対処方法です。
対処としては、次の2つのうちどちらかを実施します。

  • 該当のWebサイトを運営しているWebマスターへの被リンクの解除依頼
  • Googleへのリンク否認申請
Webマスターへの被リンクの解除依頼

該当のWebマスターと連絡を取れる手段が見つかった場合は、被リンクの削除を依頼しましょう。
問い合わせフォームや連絡先が見つからなかったり、たとえ見つかっても海外サイトだったりすることも多いです。
また直接連絡を取るのは微妙だと感じる方もいると思うので、そういった難しい場合はリンク否認申請をします。

Googleへのリンク否認申請

リンク否認とは、他のWebサイトから自サイトに向けて張られた被リンクの効果を無効にしてもらうためにGoogleへ申請することです。
良い効果のある被リンクも悪い効果のある被リンクも一律でなかったことになります。
繰り返しになりますが、このリンク否認は確実に低品質だと判断できる場合のみ実施するようにして、判断が難しい場合は実施しないのがセオリーです。
SEO効果のある被リンクを誤って否認してしまうと、せっかく得られた貴重な被リンクを自ら放棄してしまうことになります。
判断が難しい場合は、最低2週間は様子を見てください。
自分もそうだったので検索順位が急に落ちて心配になる気持ちはよく分かりますが、焦って選択を間違わないようにしてくださいね。

本ブログでリンク否認している例

本ブログでは次の3つの条件に合致するWebサイトから被リンクを受けている場合に、リンク否認を申請しています。
これはあくまで本ブログで実施している例です。
リンク否認は判断の難しい作業なので、もし実施する場合は慎重にご自分で判断した上で対応するようにしてくださいね。

 

海外Webサイト

自サイトに海外向けのコンテンツを含む場合は別ですが、日本語で記載されているコンテンツに対して、海外からの被リンクがあった場合はほとんどスパムサイトだと判断して問題ないと思います。
たとえば、英語で記載されているWebサイトに訪れるユーザーのほとんどは日本語を読むことができないと思われるので、別言語のWebサイトへリンクを張る意味はありません。

 

アダルトコンテンツを含むWebサイト

被リンクを受けているWebサイトのドメイン名でGoogle検索した際に、アダルトコンテンツを含む記事がある場合は低品質なWebサイトと判断しています。

 

意味不明な文字列を含むWebサイト

被リンクを受けているWebサイトのドメイン名でGoogle検索した際に、意味の通らない文章や不明な文字の羅列などが含まれる記事がある場合はスパムサイトだと判断しています。

リンク否認の申請をしても、すぐに検索結果に反映されるわけではないのでご注意ください。
少なくても1週間、長ければ1ヶ月程度かかることもあるようです。
焦らず気長に待ちましょう。

 

 

本ブログでの体験談

では続いて、本ブログがスパムサイトからの被リンクを実際に受けて、急に検索順位が圏外になり、リンク否認申請によって回復した体験談をお伝えしたいと思います。

検索順位が圏外になったときの状況

ダウンするイメージ

本ブログを開設してもう少しで1年が経つくらいの頃に、狙っているキーワードでやっと30〜40位くらいまで上がってきたところでした。
もう少し順位を上げたいなと思っていたちょうどその矢先、検索順位がいきなり圏外になってしまいました。
そのときの状況がこちらです。

圏外に落ちたときの状況
  • 狙っているキーワードで圏外に
  • 狙っているキーワードを2つ入れれば60位くらいに表示
  • サイト名で検索すると1位表示
  • インデックス登録あり

インデックス登録は問題なくされていて、狙っているキーワードを2つ入れればなんとか下位に表示されるという状況から、本ブログに対する評価が急に落ちたのだと判断しました。
そこで、前半にお伝えした確認を順番に実施していきました。

Googleからのペナルティの確認

ペナルティのイメージ

まずはGoogleからペナルティを受けているかの確認です。
最初に手動ペナルティを確認したところ、こちらは幸いにも受けていませんでした。
次に自動ペナルティの確認ですが、こちらは前述したとおり明確に確認できる方法がありません。
そこで、ガイドラインを見ながら直近にやった作業の中からペナルティの対象になりえそうなものを探したところ、可能性として1つの作業が思い当たりました。
それが「トップページの頻繁な更新」です。

トップページの頻繁な更新とは何をやったのか?

本ブログでは以前まで、節約関連の最新イベントやキャンペーン情報をトップページで紹介していたため、あるキャンペーンが始まったり終わったりするごとに、1〜2行を修正するだけでトップページを更新していました。
サーバにアップしているsitemapを確認したところ、更新作業をするごとにトップページの更新日時が新しくなっていることに気付き、調べてみると利用しているCMSの仕様が原因でした。
軽微な修正を行っただけの状態でsitemapの日時を更新してしまうと、検索順位を上げることを目的とした適切でない操作だとGoogleに認識され、逆に評価を落としてしまう可能性があります。
そこで、最新のイベントやキャンペーン情報をトップページで紹介することをやめました。

自サイトが受けている被リンクの確認

被リンクのイメージ

続いて、被リンクの確認です。
検索圏外になる少し前くらいの時期に、アダルトコンテンツを含む低品質と思われるWebサイトから本ブログのトップページ向けに被リンクを受けていました。
時期的にもピッタリ合っていたため、これが原因である可能性が高いと考え、Googleサーチコンソールからリンク否認を実施しました。

2つの対処を実施した結果

トップページの頻繁な更新をやめ、低品質と思われるWebサイトのリンク否認を実施した結果、ようやく検索順位が回復しました。
サイト全体の検索表示回数の推移と作業の時系列は次のとおりです。

 

サイト全体の検索表示回数の推移

表示回数の推移

※横軸:日にち、縦軸:検索表示回数

 

作業の時系列
事象・作業 日にち
検索順位が圏外に 2019年10月26日
トップページの更新停止、リンク否認申請 2019年11月1日
検索順位が回復 2019年11月8日

 

対処を実施してから回復まで7日しかかかっておらず、今回は早めに効果が反映された方だと思います。
通常、再クロールされるまで待つ必要があったり、リンク否認を申請しても反映されるまでかなりの時間がかかります。
一般的には効果が反映されるまで早くても2週間くらい、長ければ1ヶ月かかると言われてますが、本ブログのケースでは運良く短い期間で反映されました。

リンク否認の効果検証

検証

本ケースでは回復に向けて2つの対処を実施したので、効果のあった対処がどちらかまたは両方なのか不明な状態でした。
そこで、低品質なWebサイトからの被リンクが原因として濃厚だと考えていたため、それを確信するためにリンク否認を一度解除して検索順位の推移を確認するという検証を実施しました。
その結果、リンク否認を解除してから4日後にまた圏外になったため、これで被リンクが原因であることが確定です。
その後すぐに、他の低品質と思われる被リンクも併せてリンク否認を再申請し、ちょうど1ヶ月後に検索順位が回復しました。
トップページの検索順位の推移と作業の時系列は次のとおりです。

 

トップページの検索順位の推移

トップページの検索順位の推移

※横軸:日にち、縦軸:検索順位

 

作業の時系列
事象・作業 日にち
リンク否認の解除 2019年12月4日
検索順位が再び圏外に 2019年12月8日
新しい被リンクも含めて再度リンク否認申請 2019年12月10日
検索順位の回復 2020年1月9日

本ケースを通して得られた結論

低品質なWebサイトのほとんどをGoogleは把握しているということを理由に、「リンク否認は基本的に実施する必要がない」とまとめているブログが多くありますが、実際のところそうではありません。
本ケースのように被リンクにより大きな影響を受けて、リンク否認を実施すべきケースもあります。
そのため、定期的に自サイトへの被リンクを確認して、低品質なWebサイトからの被リンクが見つかったらリンク否認を実施するのが、適切なWebサイト運営に必要なことの1つだと考えます。

 

また、再度リンク否認申請をしてから回復までちょうど1ヶ月の期間がかかりました。
適切にリンク否認したものについては、安易に解除を実施しない方が良いようなのでみなさんはご注意くださいね!

 

まとめ

検索順位が急に大きく下がったり圏外になったりした場合は、まずは落ち着いてGoogleからのペナルティと被リンクの確認をしましょう。
リンク否認はやらなくても問題ないという意見が多いですが、必要なケースもあります。
定期的に被リンクを確認して、低品質なWebサイトからのものだと確信できる場合はリンク否認申請することをおすすめします。




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