お金が貯まる家計管理の5つのポイントを解説

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家計管理

 

みなさんは日頃気にせずお金を使ってしまったり、夫婦で財布を別々にしてお互いで管理したり、お金の管理が適切にできなくなってしまってはいませんか?

 

貯金をしたりお金を貯めるためには、「節約のベースになる!お金が貯まる考え方」でお伝えしたとおり、出費を減らすことが大切です。
出費を減らすためには、細かい節約を積み重ねることはもちろん大事ですが、家計を適切に管理できることも重要になってきます。
家計の管理を適切にできると、無駄な出費を減らすことができるからです。

 

汗水たらして頑張って稼いだ大事なお金ですから、できる限り無駄には使わず必要な分を適切に使いたいですよね。


 

本記事では、「お金は夫婦2人で管理する」「夫婦間でお金をオープンにする」「家計簿はつけない」など家計を適切に管理するための5つのポイントを解説しています。

 

 


@お金は夫婦2人で管理する

夫婦

まず初めにお伝えしたいのが、お金は可能な限り夫婦で管理するようにした方が良いということです。

 

家計をきちんと管理するにはけっこうな手間と時間がかかってしまうため、大変な作業になります。
また、お金は大切なものなので、簡単にミスしましたというわけにもいきません。
独身の方は自分でやるしかないですが、結婚しているとついパートナーに任せたくなっちゃいますよね。
男性はどちらかというとずぼらな方が多いので、女性が家計の管理をしているというご家庭の方が多いのではないでしょうか。

 

2人でやるよりパートナーに任せた方が楽で効率的なのは確かですが、無駄遣いなくきちんと管理できるかという側面で考えると、必ずしも適切だとは言えません。
家計の適切な管理という面では、2人の目で相互チェックするのが適切なやり方になります。

家計を2人で管理した方が良い理由とは?

ではなぜ2人の目でチェックした方がよいかということですが、理由は主に次の2つがあります。

2人で管理した方が良い理由
  1. お金の無駄遣いをクロスチェックできる
  2. 人間はどうしても自分に甘くなってしまうので、自分の無駄遣いのチェックという意味でもう1人の目が必要になります。

     

  3. お金や節約に対する意識が高くなる
  4. 家計を管理していないとどうしてもお金に対する意識が低くなりがちなので、片方だけでなく夫婦お互いで意識を高める必要があります。

この2つが主な理由になるわけですが、以降でもう少し詳しくお伝えしたいと思います。

お金の無駄遣いをクロスチェックできる

チェック

夫婦の片方だけで家計を管理していると、どうしてもチェックや監査的な仕組みが成り立たなくなります
財布を握っている方が完璧で無駄なく使えるのであれば良いのですが、人間なのでそうもいきません。

 

良くないなとは思っていてもちょっとだからいいやと、家計のお金で自分の欲しいモノを買ってしまったり、へそくりを貯めてしまったりと、ついやってしまいがちなんですよね。


2人で家計を管理すれば、それぞれが自由に使っていい範囲(たとえばお小遣いなど)を超える場合は、相手の了解を得てからでないと使うことができなくなるので、お互いの無駄遣いをなくしやすくできます。
また、2人の目で確認することで家計全体を複数の目線でチェックできるので、たとえば保険や携帯料金など1人だとスルーしてしまいがちな出費も、もう1人が気付くことで無駄な出費の削減につなげられる可能性があります。
無駄な出費をなくすためには、このように家計を2人でクロスチェックすることが大切なポイントの1つになります。

お金や節約に対する意識が高くなる

意識向上

家計の管理を1人だけでやっていると、管理していない方のお金や節約に対する意識がどうしても低くなってしまいます。
テレビに出ているご夫婦の会話で、旦那さんが「お金はかあちゃんに任せてあるから」と言っているのを聞くことがあります。
このようにお金に対する関心が低くなってしまうと、必要でないモノを買ってしまったり、必要であっても値段を気にせずに高いモノを買ってしまったりします。
夫婦片方の意識が高くても、もう1人の意識がかけ離れてしまっていると、家計の節約という観点では適切なやりくりができなくなってしまいます。
そこで、夫婦2人で家計を管理していればお互いの意識を高く保ちやすくなり、こういったリスクを減らすことで無駄な出費の削減につなげることができるというわけです。

 

人に任せていると意識が低くなってしまいますが、自分が主役で携わっていれば自然と意識が高くなりますよね!それが大切なんです。


家計を夫婦2人で管理することで、出費のクロスチェックをしたりお互いの意識を高く保って、無駄な出費をなくそう!


A夫婦間でお金をオープンにする

お金管理

家計を適切に管理するためには、家計がオープンになっていることも大事なポイントになります。
隠れたお金や使い道の不明なお金は無駄遣いの元になるので、余計な出費をしないようにするためにできる限り夫婦間でオープンにします。
とはいえ、自分で使うお金は別で確保しておきたいと思うのが人情ですが、家計のため自分たちの将来のためだと思って夫婦で協力していきましょう。

家計をオープンにするためのポイントは?

家計をオープンにする上でポイントになることは、大きく次の2つあります。

オープンにするためのポイント
  1. お金を何にいくら使ったかを明確にしておく
  2. 夫婦でお金の出入りを定期的にチェックする

では、以降でこの2つについてもう少し詳しく見ていきたいと思います。

お金を何にいくら使ったかを明確にしておく

出費管理

家計には収入と支出(出費)の2つがありますが、自分たちで管理できるのは支出の方になります。
支出は収入と比べてグレーなりやすく、減らすべき無駄遣いも支出に含まれるため、支出をできる限り明確にしておく必要があります。
では、そのためにどのようなやり方をすれば効率良くできるでしょうか。

 

ここでは、僕が実際にやっているやり方を一例としてご紹介します。高額な出費と少額な出費でやり方を分ける方法です。


支出を明確にする方法
数千円以上の高額な出費の場合

高額な商品を購入する場合は、クレジットカードやスマホ決済などの履歴を管理できる方法で支払うようにします。
このようにすることで、明細書や利用履歴からお金を何にいくら使ったかをいつでも簡単に確認できるようになります。
明細書などはいつでも確認できるように、紙版ではなくWEB版がおすすめです。
また、現金で支払ってレシートを取っておく方法でも良いのですが、次の理由からクレジットカード払いやスマホ決済などをおすすめします。

  • 明細書や利用履歴だと一覧で見やすく管理しやすい
  • クレジットカード払いやスマホ決済なら別途ポイントが貯まる

 

日常生活での少額な出費の場合

少額な出費も同じように管理できればベターですが、手間に対する効果を考えると、管理対象外にして良いと思います。
たとえばSuicaなどの電子マネーで支払った場合、何に使ったかを確認できなくなりますが、少額であれば気にしなくてOKです。

 

このように僕のおすすめは高額か少額かで分ける方法で、あまり細かく管理しすぎると作業が大変になってやりたくなくなるので、管理対象をいくら以上にすべきかは夫婦できちんと合わせておきましょう。
たとえば、電子マネーのSuicaをクレジットカードからチャージするようにしておけば、使いすぎた月は明細書ですぐにばれてしまいます。

 

では続いて、少額な出費と高額な出費に場合分けした場合に、おすすめの支払い手段をまとめたいと思います。

おすすめの支払い手段

これまでに出費を明確にできるおすすめの方法をお伝えしましたが、では具体的にどのような手段を使えばよいのでしょうか。
そこで、おすすめの手段を表でまとめたいと思います。

出費 クレジットカード、スマホ決済

電子マネー(Suicaなど)

現金
少額
高額 ×

ちなみに電子マネーと現金で支払う場合、どちらも利用履歴が残らないので管理の観点では同率ですが、クレジットカードからチャージするとポイントが貯まることとスムースに支払いができることを踏まえて、電子マネーの方がおすすめです。

夫婦でお金の出入りを定期的にチェックする

チェック

クレジットカード払いやスマホ決済で大きな出費を明確にできたら、次のステップで実際に家計のお金をチェックする必要があります。
収入と支出(出費)を両方とも定期的にチェックします。

 

節約という観点では出費のチェックが中心になりますが、現時点の世帯収入についても夫婦で認識を合わせておく必要があるので、収入も併せて確認するようにしましょう。


 

では、順を追ってお伝えしたいと思います。
一般的なご家庭を例に、家計のお金がどのように入ってきてどのように出ていくかという出入り元をまとめてみると、次の表になります。

収入 現金、銀行口座入金
支出 現金(※)、クレジットカード(※)、銀行口座引落

※電子マネーへのチャージ、スマホ決済含む

 

このように、一般的には「現金」「銀行口座」「クレジットカード」の3つが大きな出入り元になります。
つまり、家計をオープンにするには、この3つを夫婦でオープンにしてチェックすればよいわけです。
この3つをチェックする手段をまとめたのが次の表になります。

収入 支出
現金

チェック不可
(高額の場合は銀行口座へ入金)

チェック不可
銀行口座 通帳記帳、インターネットバンキング 通帳記帳、インターネットバンキング
クレジットカード 紙の明細書、WEB明細書

 

この表から分かるポイントは次の2つです。

2つのポイント
  1. 現金で支払った場合、買い物の都度レシートを取っておくのは現実的ではなく、現金は利用履歴として残しにくいのでできる限り使わない
  2. 銀行口座やクレジットカードの利用履歴は通帳などの紙より効率的に管理できるインターネットを使う

つまり、お金の出入りチェックはインターネットバンキングWEB明細書を利用することで効率的に実施できます。
この2つを使って、月に1回少なくても2ヶ月に1回くらいの頻度で定期的にチェックできると良いです。

高額な出費は、クレジットカードやスマホ決済を使って出費内容を管理しよう!
またインターネットバンキングとWEB明細書を使って、夫婦で定期的にお金の出入りをチェックしよう!

 


Bお小遣い制はやめて自腹カウント制にする

お小遣い

皆さんのご家庭では、自分の趣味にお金を使う場合はお金をどこから出してどのように管理していますか?

 

うちは私が家計を管理しているので、夫にはその中からお小遣いを渡していて、それで1ヶ月のやりくりをしてもらってます。
友達の家では、夫婦両方ともお小遣い制にしているみたいです。


このように、お金を貯めるためにお小遣い制を取り入れているご家庭が多いと思いますが、実は節約意識の高いご家庭に限ってはそれが必ずしも最適解というわけではありません
家計としては、必要なモノに対してのみお金を使うというのが理想の形です。
このブログを見ていただいている皆さんは節約意識が高いはずですので、無駄な出費が出てしまうのを前提としたお小遣い制ではなく、より無駄を抑えられる可能性のある「自腹カウント制」というやり方をおすすめしたいと思います。

自腹カウント制とは?

計算

自腹カウント制とは、自分の趣味などで家計とは関係なく使ったお金を自腹としてカウントし、自腹としてカウントされたお金はパートナーも同じ分だけ使うことができ、パートナーが使った分も同じく自分が使えるという家計管理の方法になります。
お互い同じ金額だけ使う権利があるので、夫婦平等なやり方です。
これだけ聞くと、お互いが好きにお金を使えてしまうので、無駄な出費が増えてしまうんじゃないかという懸念が生まれると思います。

 

では、ここで分かりやすく1つのケースを取り上げてみます。

夫婦で3万円自腹を使ったケース

旦那さんが自分の趣味で3万円のゲーム機を買ったので、それを自腹としてカウントし、奥さんも趣味で集めている3万円のバッグを買いました。

よくありがちなこのようなケースですが、ここで考えてもらいたいのが始めに買い物した旦那さんは3万円の出費しかしていないのに、結果的に家計としては6万円つまり倍の出費をしてしまうことになるということです。

散財

そのため倍に出費になってしまうので、節約意識が高い人は欲しいからといって簡単にお金を使いにくくなり、無駄な出費を抑えることができるようになります。

 

また、たとえば次のようなルールを併せて決めておくと、さらに効果的です。

効果的なルールの例

夫婦間の自腹の累計差額が5万円を超えた場合は、お金を多く使っている方はこれ以上使えなくなる

自腹をカウントするタイミングは、「A夫婦間でお金をオープンにする」でお伝えしている定期チェックの際に実施します。

自腹カウント制のメリットとデメリット

メリット・デメリット

自腹カウント制の方が無駄な出費を減らせ、節約に効果があることをお伝えしましたが、ここではお小遣い制と自腹カウント制のメリットとデメリットをまとめたいと思います。

 

お小遣い制
メリット 「パートナーが自由に使うお金 = お小遣い」となり定額なので家計管理が楽
お小遣いを少なくしておけば無駄遣いをしにくくなる
デメリット 必要なお金が少なくお小遣いが余った場合でも、家計には戻らず好きに使われてしまうため、その分が無駄な出費になる
その月に必要なお金は歓送迎会などのイベント事によっても左右されるため、適切な金額の算出が難しく、多すぎると無駄に、少なすぎると不満やモチベーションダウンになる

 

自腹カウント制
メリット 節約意識が高い人はお金を必要な分だけ使って無駄遣いしなくなる
パートナーがお金を使わないと自分も使えない仕組みなので、夫婦の節約意識が高い方に自然と合わせられる(節約意識の高い方が主導権を握れる)
買い物の際に必要な出費かどうかを考えるようになるので、節約に対する意識が高くなる
デメリット 定期チェックの際に自腹で使った金額をカウントする手間がかかる
節約意識の低い人はお金を使いすぎてしまう可能性がある

 

自腹カウント制がきちんと機能すれば、お金の節約に大きな効果を期待できますが、意識が低い人がいる場合はお金を使いすぎてしまうリスクがあります。
おすすめは自腹カウント制ですが、ご家庭の状況をしっかり見極めた上で適切な方法を選んでくださいね。

節約意識の高いご家庭は、お小遣い制より自腹カウント制の方が節約効果が高いため、自腹カウント制を取り入れよう!


C家計簿は時間の無駄!つけないようにする

家計簿

みなさんのご家庭では家計簿をつけていますか?
つけているかどうかは、家計を握っている方の考え方や時間的余裕があるかどうかなどにも左右されます。
また、家計簿をつけているご家庭の多くは、次の2つを主な目的としてやっていると思います。

家計簿をつける目的
  1. 当月の収入・支出の把握
  2. 今月は赤字なのか、余裕があるのか

     

  3. 過大な出費や無駄な出費の把握
  4. 何にお金を使ってしまったのか、無駄な出費はあったのか

 

では、ここで1つ確認したいと思います。
家計簿をつけているというご家庭は、毎月これらの把握をやって出した結果を翌月以降に役立てられているのでしょうか?
実はこの改善がなかなか難しいので、あまりできていないというのが現状だと思います。
時間をかけてその月の収支状況を把握しても、赤字だったら落ち込んで黒字だったら喜んでといったことをただ繰り返すだけではあまり意味がありません。
また、毎月の収支は旅行や結婚式への参列などその月のイベント事によっても左右される水物なので、赤字だったから単純にダメだというわけでもありません。

 

せっかく改善点を把握できたとしても今後に活かせていないのであれば、せっかくの努力が無駄になってしまいますよね。
きちんと改善までできているご家庭はそのままで良いと思いますが、そうでない場合は時間の無駄と言えると思います。
そこで、僕がおすすめしたいのが「家計簿はつけない」ということです。

 

家計の管理は家計簿でするのではなく、「無駄遣いをなくせる家計チェック方法!おすすめの手順を公開」でお伝えしている定期チェックで実施できるので、わざわざ帳簿としてつける必要はありません
また、日頃から無駄な出費をしないようにしていればそもそも家計簿をつける必要自体ないので、お金管理のプロであるファイナンシャルプランナーもつけていない方が多いと聞きます。

チェックリスト

家計簿をつける時間があるのであれば、その時間を別のことに有効活用してください。
たとえば、節約するための時間に回したり、副業する時間や自分の趣味を充実させる時間に充てた方が良いと思います。

家計の管理は夫婦の定期チェックで実施して、家計簿はつけないようにしよう!
家計簿をつけていた時間は他の有効なことに活用しよう!

 


D銀行口座は1人1つ、多くても2つにする

銀行口座

みなさんは銀行口座をいくつお持ちですか?
多くの人は複数持っていて、お金や資産を分散して管理されていると思います。

 

口座振込をする際に相手が同じ銀行であれば手数料がかからないので、つい多くの口座を作ってしまいがちですよね。
でもその分、家計の管理が煩雑になってしまうんです。


資産が多くリスク分散が目的であればいいのですが、家計の管理という面では対象を少なくするのが理想です。
あまり多くの口座を持ちすぎると、お金や資産が分散して家計管理がしにくくなり、お金を貯めにくい家計体質になってしまいます。
そのため、持っている銀行口座はできる限り少なくすることをおすすめします。
普通のご家庭であれば、1人につきメイン口座を1つ、多くてもサブを入れて2つにすると良いです。

 

また、サブ口座はあくまでサブなので、お金の出入りはメイン口座でまとめます
そうすればメイン口座の利用履歴を見るだけで、お金の出入りを簡単に把握できます。
対象が家計やお金でなくても管理という作業はそもそも面倒なものなので、しっかりやるにはその作業を簡単にしておくというのがポイントになります。

 

どうしても複数口座を持つ必要がある場合は、家計を効率的に管理できる便利アプリがあるので、そちらを活用するようにしましょう。

家計の管理を煩雑にしないために、銀行口座は1人につきメイン口座を1つ、多くても2つまでにしよう!
複数口座が必要な場合は、家計管理アプリを導入して効率的に家計を管理しよう!


まとめ

家計を適切に管理するためのポイントが5つあることをお伝えしました。
家計を適切に管理できるとお金の無駄遣いがなくなり、結果として大きな節約につなげることができます。
出費をオープンにして複数の目でチェックすることが大事になるので、可能な範囲で実施してもらえたらと思います。



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